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風の神の声

完全に凍結した湖を縦断する。
晴れている山の向こうから渦を巻いた寒波が
なんどもなんども迫ってくる。

その強い風は細かな氷を運びボクの体に容赦なく打ち付ける。
バチバチ!バチバチ!
ボクの体を遥か向こうに運び去ろうとしているようだ。
バタバタ!バタバタ!
立っていることもままならずしゃがみ込む。

自分の力では到底太刀打ちできないと知ったときボクは、
「くそっ!どこにでも運びやがれ!」と叫ぶ。
すると向こうの山から光が射したとき、
「勘弁してやるか」
そんな声が聞こえたような気がした。

自然の力の凄さとその懐の大きさの一面をまた知った。

d0113745_19241352.jpg


<撮影メモ>
撮影場所は厳冬の糠平湖です。
タウシュベツ川橋梁へ向かう途中に自分の歩いた跡を振り返りました。
すでに氷上にあったはずの足跡はありませんでした。


CANON EOS20D Digital With EF17-40mmF4 (17mm域)
250Sec,AE +1.0 ISO100
by hirohassy | 2008-01-17 19:29 | 森の旅